先日ずっと気になっていた宇佐神宮の奥の院「大元神社」に行くことができました。
2年前に北九州市から豊前市に移住してから、宇佐市が近くなったものの、初めての山に単独で登るのは不安だと思っていたんですよね。
何か良い方法はないかと調べて見つけたのが宇佐市の体験プログラムでした。
宇佐市の体験プログラム「うさコレ」とは?申込み方法
「うさコレ」とは、宇佐市が提供している観光体験プログラムです。
春と秋、期間限定で開催されています。
今回体験した「うさコレ」は2023年春のイベントです。
(豊前市や中津市でも市の観光体験プログラムが同様に春と秋に開催されています)
宇佐神宮から南に約6㎞余りにそびえる御許山(おもとさん)
宇佐市観光協会ホームページから引用
標高647mのこの山は、山頂に宇佐神宮の奥宮である
「大元神社」が静かに鎮座しています。
身体を動かすことが気持ち良い季節に心地よい山道を巡り
宇佐の神々が舞い降りた地を尋ね歩いてみませんか?
「うさコレ」のページからGoogleフォームで申込みました。
豊前市から大元神社登山口(正覚寺登山口)へ
大元神社登山口(正覚寺登山口)に1番近い駐車場に車を停めました。

ここにはトイレはありませんが、ここに来る手前、白山神社の付近にの駐車場にトイレがありましたよ。

バイオトイレです。とても綺麗でした。
写真右側には手洗い場もあります。
登山口前で集合。説明を受け、いざ山の中へ
宇佐市観光協会の方が受付し、ガイドの方及び参加者の自己紹介、ガイドの方から今日のルートの説明などを受け、いざ山の中へ。
宇佐市観光協会の方はこの日ツアーには参加されなかったので、ガイドさんと参加者で山に入りました。


登山道入口には杖が置かれていました。
「必要な方は手に取ってくださいね」
最初だけ坂道が続く

最初は坂道が10分ぐらい続いたでしょうか。
その後はふかふかの落ち葉道で、想像していたよりずっとラクでした。
「最初の坂道さえ越せば、後は割合なだらかなんですよ」とガイドの方から言われたとおり、歩きやすい道でした。
山の中は史跡がたくさん





驚いたことは、山の中に史跡が沢山あったことです。
歴史を考えたら当然という話かもしれませんが、想像以上というか。

霊水が湧き出る場所。
飲むことはできませんでしたが、柄杓ですくった水を手にかけてみたらとても気持ちがよかった。

苔むした石段。
原生林の森

「大木のパワーを感じてください」と触れさせてもらうことができました。
うーん、力強い。

歩きながら目にする大木。
森の主のような根っこ。

とにかくふかふかの落ち葉の道と目にする緑が気持ちよい。
森林セラピーです。
今なお鳥居の先は神域で立ち入り禁止の大元神社

社殿の奥に見える鳥居。
社殿は拝殿のみです。
山自体が本殿となっており、山頂には三体の巨石が御神体として祀られているそうです。
鳥居の先は神域で今なお立ち入り禁止の禁足地。
非常に謎が多い場所です。


大元神社のすぐそばには銀杏の御神木、大元八坂神社。
銀杏の御神木は以前台風で折れたらしいのですが、新緑が茂っていました。
すごい生命力です。
八坂神社の鳥居は「トトロの世界みたい」と誰ともなく言葉が出ていました。(分かります!)


猿田彦大神。
そういえば2ヶ所の駐車場の手前側付近には白山神社もありました。
おわりに

登山口に戻り、アンケートを書きました。
最後にはお土産付き。
宇佐神宮のお箸です。
まさかお土産をいただけるとは思っていなかったので嬉しかった。
宇佐神宮の奥宮であり、今なお鳥居の先は禁足地である大元神社までに行くトレッキンコースは、思いのほか爽やかな道でした。
また行きたくなる山です。
宇佐神宮にお参りに来る方なら、きっと楽しめるはず。

この日のお弁当は豊前市から途中の中津の道の駅で購入。
登山口での待ち合わせが10時だったので、9時オープンの道の駅に立ち寄るのがちょうどよかったのです。
手作りのお弁当が食べたいなら、このエリアでは道の駅や直売所ですね。
このお弁当の味ご飯、卵焼きがとても美味しかった。