平安時代から続く棚田と四季の光景が美しいと評判の豊後高田市の田染荘(たしぶのしょう)。
特に梅雨に入るか入らない頃、田植え前の水が張られた田んぼと夕焼け空のリフレクションの写真がカメラ愛好家によってSNSでも度々発信されていますよね。
私も一度は撮影してみたい!と思いながら、なかなかタイミングが合いません。
それでもいつか撮りに行けたらと時期と撮影場所を抑えておくために、5月26日に田染荘に行ってみました。
「田染荘展望台」からの景色では無い
朝日夕日観音展望台が撮影地点と気が付く前は、この田染荘展望台が撮影地点かとばかり思っていました。
多分間違いやすいと思いますのでご注意を。

撮影地点は「夕日観音展望台」と「金毘羅」
朝日夕日観音登山口を目指します。
棚田の向こうに見える奇岩が目立つ山です。
目立つのですぐ分かるでしょう。

看板を頼りに進みます。
舗装道から細い土の道に入るのですが、運転上手な方なら入っていけるはず。

登山口側から看板側の景色。
すぐに道幅は広がり、登山口手前には数台車が停められるスペースもありました。
地元の方によればだいたいここに停めるそうですね。
害獣よけのゲートを開けて先に進むと、両サイドから背の高い草。
それに羽虫たち。
長袖長ズボン、虫よけ対策必須です。
蛇や蜂にも注意。
梅雨前でこれなら、リフレクションの撮影時期と言われる梅雨の晴れ間といえば…。
虫除け対策は重要ですね。
それと夕方以降のリフレクションを撮った帰りは結構暗くなるという情報もありました。
夕方以降山中を移動するなら懐中電灯やヘッドライト等準備してほうが安心かも。

ゲート付近の草ゾーンを過ぎると見通しが良くなり、歩きやすくなります。
石段を数分登り続けたら開けた場所に出ます。


展望台から山の上側を見ると石祠。
こちらが金毘羅様の祠です。
この場所は「金毘羅」と呼ばれているようです。

展望台から眺める田染荘。
ここはパノラマで撮るのにベストな場所のようです。
実はここから数分登った「夕日観音」が祀られている場所も撮影スポットで、「金毘羅」より高い位置にあるため棚田の奥まで撮影できるそうですね。
まとめ
以上、美しい田染荘の棚田の風景写真を撮るための撮影スポットをお伝えしました。
自分の足で山に登り、金毘羅または夕日観音の場所まで行かなければなりませんが、金毘羅までなら数分程度でした。
普段山に登り慣れている方なら、さほど辛くはないはず。
虫や蜂、蛇、撮影に熱中しての転落などにはくれぐれもご注意ください。