高校・大学の受験や、資格の受験などで、学問の神様をお探しの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
学問の神様といえば菅原道真公。
道真公といえば福岡県の太宰府が浮かぶ方も多いかと思いますが、大分県中津市にも菅原道真公が祀られ、関わりある神社があります。
それは大分県中津市犬丸にある犬丸天満宮です。
犬丸天満宮とは

菅原道真公が左遷の命を受け船で大宰府に向かう途中、防府を出港後沖合で嵐に遭いました。潮の流れにより、御着船されたのが当地、大分県中津市犬丸です。そして、ご療養のため21日間もご逗留されました。菅公の怨霊を鎮めるため、勅命を受けた孫の文時公が当地を訪れ、天暦十年(956年)創建されののが、犬丸天満宮です。
犬丸天満宮ホームページから引用
学者としても政治家としても大変優秀だった菅原道真公ですが、無実の罪をかぶせられ京都から左遷されてしまいました。
彼が初めて九州に降り立ち21日間とどまった場所が犬丸の地であり、道真公の孫が後に公の怨霊を鎮めるために、朝廷の命令でやってきて、創建したのが犬丸天満宮のようです。
創建が956年と、とても歴史ある神社です。
パワースポットとも言われている
神社の中には道真公が腰掛けて休息されたとされている「止良石(とらいし)」や25年ごとの酉年に開催される御開帳大祭でのみお披露目されるという道真公の御神像が祀られていたりと、パワースポットと言われています。



広い敷地内を散策すると、立派な狛犬や大きな御神木や池など、たしかに自然を力強く感じる場所です。
市内の中学生に合格祈願のお守りが渡されている
こちらの記事によると、犬丸天満宮奉賛会という地域コミュニティの方々が市内の中学3年生に合格祈願のお守りを渡す活動も行われているようです。
ということは、合格祈願のお守りが神社にあるはず。
気になる方はぜひ足を運んでみてください。
以前、春の梅の期間中に記事の取材のため訪れたのですが、運転が苦手な私でも難なく行くことができて、車を停めることができました。
犬丸天満宮の場所・駐車場
無料駐車場あり。