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【2019年】宗像大島・一泊二日家族旅行まとめ

【2019年】宗像大島・一泊二日家族旅行まとめ

子供の夏休みが終わる直前、響灘と玄界灘の境界部に面する福岡県宗像市の大島(筑前大島)へ行ってきました。

大島への旅行は二度目、昨年も同じ時期に泊まりに行きました。

体験したり調べたことをメモがわりに残します。

1.大島への移動手段とは(船・海上タクシー)

フェリーで宗像大島へ行く

大島への移動手段は船です。
神湊渡船ターミナルから大島行きの渡船出ています。

大島の交通手段が分かりやすく載っているサイトができていました。

こちらの「しまカフェ」を見るのもおすすめです。

神湊渡船ターミナルの場所・電話番号・地図

神湊渡船ターミナルの駐車場

ターミナル近くには12時間300円の駐車場があります。
車はそこに停め荷物を持って徒歩ですぐ近くのターミナルへ行きます。

料金は12時間300円、三つの駐車場があります。(2017年8月23日更新の宗像市役所の記事で確認)

第1駐車場(ターミナルから徒歩2分)

 

第2駐車場(ターミナルから徒歩4分)

 

第3駐車場(ターミナルから徒歩5分)

自家用車で渡りたい方は予約が必要

自家用車で大島を回りたいという方、フェリーに乗るためには予約が必要のようです(予約は1ヶ月前から受付)。
詳しくはこちらの「市営渡船大島航路」で説明されています。

海上タクシーあり

フェリーのほか、海上タクシーでも移動が可能です。
詳しくは宗像大島.comのページからご覧ください。

2.大島での移動手段(徒歩・レンタサイクル・タクシー・観光バス)

宗像大島観光バス

大島での移動手段は

  • 徒歩
  • レンタサイクル
  • タクシー
  • 観光バス
  • 自家用車(あまり見かけなかった)

バスで風車に向かう道は離合ができそうにない細い道を通りました。自分で運転するより観光バスの方が私は安心でしたね。レンタサイクルは細い道でも楽々通れるので、体力がある方はレンタサイクルでも良いかも。

徒歩の旅行者の様子

徒歩の方は港周辺を行動している方や、ウォーキングラリー、御嶽山の登山客など様々見かけました。
宿に荷物を置いたのか身軽な姿で散策している方もいました。

レンタサイクルの利用者の様子・料金・問い合わせ先

週末はレンタサイクルの方々がたくさんいました。
島内は港周辺以外はかなりアップダウンがあるものの電動自転車のおかげか、見た感じよりラクに移動できているのかもしれません。

料金:800円/1回
時間:午前8時から午後6時まで
問い合わせ先:大島観光案内所(大島港渡船ターミナル内)
電話番号:0940-72-2226

むなかた観光ガイドから引用(2022年01月13日の記事)

タクシーの利用方法(電話番号・観光サービス)

大島にあるタクシー会社は「みなとタクシー」一社です。
問い合わせ先は 0940-72-2345

タクシー観光サービスも提供しています。

大島内を巡るコースはこちらから

観光バス(利用料金・時刻表リンク)

大島観光バス「グランシマール」(みあれ号)。
乗車1回300円、1日フリー乗車券800円です。

交通系ICカードが使えますが、グランドパス65・おひるのグランドパス65、エコルカード等は使用できません。

第一便〜第七便まで。
10時台から15時台までなので本州より早くバスが無くなるのでご注意ください。

時刻表はこちらから

バス停にいないと乗せてくれないかと思ってダッシュしたら、運転士さんから「手振ってくれたらとまりますよ〜」と言ってもらえました。絶対止まってくれるかは保証はできませんが「バス停まで間に合わない!」となった時は試す価値あり。

3.子連れ・徒歩・バスで行った観光スポット

湍津姫神(たぎつひめのかみ)をお祀りする宗像大社中津宮

湍津姫神(たぎつひめのかみ)をお祀りする宗像大社中津宮

港から徒歩3分、神湊側から大島港に到着した時、フェリーからも鳥居が見えました。
宗像三女神の1柱「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」をお祀りする「宗像大社中津宮」です。

境内には「牽牛(けんぎゅう)社」「織姫(おりひめ)社」といわれる祠があり、七夕伝説発祥の地と言われています。
毎年8月7日に七夕祭の神事が行われていて、竹灯篭のあかりの演出で有名です。
社内には「天の川」という小川があり、大島港渡船ターミナルで販売されている「祈り星」を清める人もいました。

祈り星について詳しく読む

港側の鳥居をくぐり社殿がある場所まで階段を登るので、しっかり歩けるスニーカーがおすすめです。

宗像大社中津宮

社殿の鰹木が、全国でここだけ!という珍しいものだそうです。
こちらの記事の画像を見ると、丸を3本、四角形を3本束ねた木が屋根の上に乗っているのが分かります。

神社の社殿の左側に道があり、降りていくと「天の真名井(あまのまない)」。
天然の湧水を飲むことができます。
とても美味しいお水でした。

宗像大社中津宮の情報(住所・ホームページ・地図)

宗像大社沖津宮遥拝所

宗像大島の海

島の北側、中央には「沖津宮遥拝所」があります。
すぐ隣には民宿「まなべ」。
とても綺麗な海を眺めることができます。

沖津宮遥拝所
写真素材サイトACからダウンロード・使用

沖ノ島は九州本土から60キロメートル離れた島で、古くから女人禁制です。
大島の男性たちは沖ノ島に入ることを許されても女性たちは許されませんでした。
この遥拝所は大島から沖ノ島の沖津宮を拝むための場所です。

現在では男性であっても神職の方以外は沖ノ島は立ち入り禁止のようです。

一般の方は基本的に入ることはできません。

島の方によると「天気が良い日は沖ノ島が見えると言われるが、夏は水蒸気が出たりして晴れても見えにくい。冬の方が曇りでも見える日があるぐらい」
空気が澄んでいる冬の方が島が見えやすいと仰ってました。

なお遥拝所の扉は特別な時以外閉ざされていますので、開けてしまわないようにご注意を。

夢の小夜島・かんす海水浴場

夢の小夜島

港から徒歩でも行けた「夢の小夜島」と「かんす海水浴場」。
干潮になるとヤドカリが沢山いて踏まないように気をつけたほど。

海水浴場の側には木陰と芝生、有料のシャワー施設、ベンチがありました。
すぐ近くにはカフェがいくつかあり、「むすびカフェ」では軽食のほかバーベキューもできるようです。

3むすびカフェのホームページを開く

かんす海水浴場の情報(住所・地図)

  • 〒811-3701 福岡県宗像市大島901−5

大島交流館

かんす海水浴場の目の前にあります。
「神宿る島」沖ノ島と深い関わりを持つ「大島」について学べる施設です。
1階では映像で、2階では写真やパネル展示で沖ノ島や大島のことが紹介されています。

新しい施設で、お手洗いも綺麗。
スタッフさんもとても感じが良い!
島の女性のようです。

子供たちは2階の「大島すごろく」と虫の標本を楽しんでいました。

大島交流館の情報(住所・インスタグラム・地図)

4.ランチ・夕食・休憩スポット

大島と言えば海、そして新鮮な玄界灘の魚介類。
ランチを食べられるのは食堂やカフェの他、宿泊施設も対応をしているところがありました。

ただし注意したいのは平日。
土日は開いているお店が多かったのですが、平日は閉まっているところが多いようです。
事前に電話などで確認していたほうが確実でしょう。

お店によっては「来るなら開けます!」と仰ってくれました。

お魚大好きクラブ

お魚大好きクラブ

ネットで評判が良かった魚料理のお店です。
昼はランチが楽しめ夜は居酒屋的なお店。
地元の漁師さんも仕事終わりに訪れていましたね。
お腹いっぱい食べたのにリーズナブルなお会計でした。

大将も女将さんも子供達にとても優しく接してくれました。
ここで夜に食べるなら、宿は一泊朝食付きにします。

大島での素泊まりは注意です。コンビニなど朝早くから開いているお店が無かったので前日に用意しておくか、一泊朝食付きにするといいですね。

お魚大好きクラブの情報(住所・Facebook・地図)

  • 〒811-3701 福岡県宗像市大島1013
  • Facebook

地元の方の憩いの喫茶店「サンピエール」

昨年ランチに訪れたのは喫茶店「サンピエール」。
地元の方で賑わうお店でメニューが豊富。

オーダーしたのは「焼きそば」「ちゃんぽん」。
ちゃんぽんにはヤリイカたっぷりで驚きました。(贅沢!)

「子供の食器がないから取り皿これでいい?小さいフォークとスプーンこれでいい?」と気遣ってくれた優しい女将さんが印象に残るお店です。
常連の観光客風の女性が飲んでいたコーヒーも美味しそうでした。

サンピエールの情報(住所・地図)

  • 〒811-3701 福岡県宗像市大島1626

平日も営業。島の人たちおすすめ「壽や 三郎」

平日でも開いていた、島の人たちのランチにも「壽や 三郎」

さすが大島!
新鮮な魚介が美味しいお店でした。
店主のフレンドリーな接客が気持ちが良い。
「子連れ客にも優しいよ」と島の人から勧められました。

壽や 三郎の記事を詳しく読む

壽や 三郎の情報(住所・地図)

  • 〒811-3701 福岡県宗像市大島1645

5.大島の宿泊

大島の宿泊といえば民宿です。

沖津宮遥拝所の隣 民宿まなべ

沖津宮遥拝所の隣 民宿まなべ

こちらでいただく料理は島の味、島の素材です。
あまり得意でないサザエが鮮度のためなのかペロっと美味しくいただけました。
醤油の甘みが強いのは、大島特有?本土側の九州より甘さを感じました。

自家製の大根の味噌漬けもよかった!(お酒に合います)

こちらの民宿がある場所は島の北側で、海は岩がコロコロ。
海水が透き通って岩がよく見えました。

そしてお風呂がすごかった。
岩風呂で、温泉気分も味わえます。
部屋では波の音を聞いて昼寝して、のんびりできました。

ただし海がとても近いからか、フナムシが部屋の中に出てきたので虫は絶対ダメならのんびりはできないかも…。
子供たちは「キャー!」と怖がっていましたがその後「また行きたい」と言っています。

民宿まなべの情報(住所・ホームページ・地図)

次回行ってみたい宿「三好屋旅館」「幸栄荘」

以前問い合わせをしたときにとても対応がよかった宿が二つあり、次回は行ってみたいです。

三好屋旅館の情報(住所・ホームページ)

幸栄荘の情報(住所)

6.おわりに・おすすめの大島観光サイト

この記事では2019年の大島旅行の時の情報を中心にお伝えしました。

大島に何度か訪れて信仰と生活が溶け込んでいる島だと感じました。

沖ノ島も遥拝所も中津宮も御嶽山も、昔からあるものを大切にしている島の人たち。

「島は島の人たちのものだな」と「お邪魔します」の気持ちで訪れています。

道行く島の人には「こんにちは」と声をかけたら、観光客とすぐ分かるのか、笑顔で「こんにちは」と返してくれたり、「雨が降らずにもつといいですね」と話しかけてくれました。

観光のメインは海水浴の季節であると聞きましたが、色々な季節に訪れてみたい場所です。

おすすめの観光情報サイト(リンク)

しまカフェ
島の若い女性たちが宗像大島のグルメや観光を発信しているサイト。女性向けのデザインで読むのが楽しい!

むなかた観光ガイド
宗像観光協会のサイト。大島以外の観光情報も豊富

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ぶぜんノート
豊前在住のフォトライターです。豊前市・中津市・宇佐市・豊後高田市及び周辺のおすすめグルメやお土産、スポット、役立ち情報を伝えています。温泉・日本酒・ローカルグルメ・歴史・低山登山が好き。SNSのフォローはお気軽にどうぞ。
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