大分県の景勝地「耶馬溪」の古社「雲八幡宮」。
御祭神は「雲八幡大神(応神天皇、神功皇后、大山積神)」。
境内には千年杉。
歴史は宇佐神宮にも並ぶ(もしくはそれよりも古い)と言われています。
その雲八幡宮の境内に、可愛らしく涼しげな河童の風鈴が飾られていました。
なぜ河童の風鈴?
源平の合戦に敗れた平家の人々は九州各地に散り散りになって逃れたものの、源氏の追っ手に次々と打たれ死んでいった。平和な村は血に染まり、打たれた落人の恨みは河童(かっぱ)と化して田畑を荒らし、人や牛を川に引きずり込むなどの悪さをした。
雲八幡宮公式ホームページから引用
かっぱ楽はその河童たち即ち平家の落人の霊魂を鎮めるために始められ、やがて河童の神通力によって五穀豊穣、無病息災、所繁盛の霊験あらたかな音楽となったといいます。毎年夏の例大祭(おんばらい祭)に奉納され、350年以上の伝統を誇ります。
平家の落人の荒ぶる魂を鎮めるために始められたという雲八幡宮のかっぱ楽(宮園楽)は例年7月29日に催され、大分県指定無形民俗文化財に指定されています。
「雲八幡宮といえば河童」
境内では狛犬だけではなく、狛河童・河童の石像が守っています。

江戸風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」とのコラボレーション
河童の風鈴は江戸風鈴の老舗「篠原風鈴本舗」と雲八幡宮の宮司さんが打ち合わせを重ねて制作されたそうです。
風鈴が飾られるのは8月いっぱいまでなので、夏の間中涼しげな音と可愛らしい河童の表情を楽しめますね。
雲八幡宮の河童の風鈴の動画(インスタグラム)
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雲八幡宮のアクセス

- 〒871-0433 大分県中津市耶馬溪町大字宮園407番地
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- 駐車場あり(無料)