今は移住して豊前市に住んでいるけれど、その前は北九州市に長く住んでいた。
北九州市からよく訪れたのは宗像市。
のんびりした道だから下手な運転でもリラックスして運転できたからだ。




宗像市の世界遺産、宗像大社にもよく立ち寄った。
それまではあまり神社仏閣に行く方ではなかったが、宗像大社を散策して「こんなに綺麗な場所だったのか!」と驚き、他の神社仏閣にも興味を持つようになった。
宗像大社辺津宮から近くの鎮国寺、海側の織幡神社、海を渡って大島の宗像大社 中津宮、宗像大社の元宮と言われる光岡神社へと。
歴史は広く深く幅広くつながり終わりがない。

そのうちに宗像大社が始まる前の歴史について、知ることができた。
出雲王国とヤマト政権
-伝承の日本史-
古代に活躍した宗像一族の祖とは、古代日本を長く平和に統治していた出雲王国の王のひとり「大国主」であり
大国主の妻は多岐津姫命(湍津姫神)
大国主の片腕あった副王・事代主の母は多紀理毘売命(田心姫神)
大国主と事代主を陥れた一派のリーダー「徐福」の妻が市寸島比売命(市杵島姫命)
と書かれていた。
文章で残すと改竄される恐れがあるからと、出雲王国の子孫が口頭で語り継いだ歴史だと言う。
宗像三女神は、実在していた?
歴史の専門家からしたら、日本書紀や古事記に書かれていないことは確かではないことなのかもしれないけど、それを言えばたとえ真実でも偽りでもどちらも証明ができないってことだろう。
この本を読み、宗像族と出雲族、物部氏との関わりはあったんじゃないか…と素人ながら?素人だから?納得いってしまった。
歴史は複雑でわかりにくい、何が真実か証明できなくても面白い。
同じ本を読んだ人によれば、古事記や日本書紀では何だかしっくりこない人にはおすすめらしい。
amazonだと定価より高く売っていることがあるので、定価で欲しい方は大元出版に直接尋ねてみてはいかがだろうか。