大分県の地図を見ると、海側にボコっと突き出ている半島があります。
六郷満山と呼ばれる仏教文化が栄えた国東半島です。
磨崖仏や仁王像、今も色濃く歴史が残る土地。
その国東半島の北端に位置する長崎鼻に最近では四季折々の花畑とキャンプなどアウトドアが楽しめるリゾート地があり、その中に絶景と言われる場所があります。
リゾートエリアの緑の中を歩いていくと降り階段が現れるの、でそこをぐるっと降りていきます。

思いのほか広い空間が出てきます。
「行者洞穴」とは?

この海蝕洞穴は、火山活動によってできた凝灰礫岩の層が、長年の海水の力で侵蝕されてできたもので、地質的にも珍しいものである。
看板から引用
海上から見ると長崎鼻全体では洞穴は約二十あり、すばらしい景観をなしている。
三浦梅園先生がここに来られ、この長崎鼻海蝕洞穴を調査し、記録に残している。
洞穴の中には役行者・不動明王・蔵王権現が祀られている。古くは修験道の修行の場であったという。
土地の人々はこれを信仰している。
平成十二年 香々地町文化財調査委員
洞穴の社の中に役行者・不動明王・蔵王権現が祀られているとあるが、よく見えませんでした。
古くは修験道の修行の場だったようですね。
「三浦梅園先生がここに来られ、この長崎鼻海蝕洞穴を調査し、記録に残している。」とも書かれているが、後日に三浦梅園資料館の方に尋ねてみたものの、詳しい情報は残っていませんでした。残念!

後日訪れた時に動画を撮ってみました。
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行者洞穴のアクセス
行者洞窟
〒872-1207 大分県豊後高田市見目 長崎鼻
http://www.nagasakibana-oita.jp/abouts/powerspot.html